第129話

文字数 676文字

 これから邁進する、パワーアップするという彼女。彼女がみているハードルは、相当高いことを僕は知っています。でも、彼女の性格からいって、うじうじと表に出して悩むタイプではないので、僕は彼女に、一切連絡をとっていません。きっと、彼女は悩んだ時、壁にぶち当たったとき、それを心配させまいと、隠そうとする=無理をするでしょうから。
 僕も数か月内に辞めるから先に行け!と最後、背を押したのは僕です。うんっと、僕の目を見た、その目を、僕は、やっぱり忘れられないです。上司にばれたら拳骨ではすまないでしょう。
 先々、お互い、個人事業主/自営業として立てたらよいなと、思っている。僕は、今から資格を2個とります。開業するためです。23歳からみてきた、僕の夢、自営業。営業力をつけるために、あえて業界を変えての転職をしてきた僕です。(会社にとったら迷惑でしかありません)もう、僕の腕を信じてよい頃でしょう。
 「いやあ。。自営業は無理です」と2年前言っていた彼女が、「経営学」、「個人事業主」という言葉を自ら口にするようになった。
 半年後の君の誕生日、僕は彼女に連絡します。それまでは、彼女に負けないように、頑張りまくります。
 ダイエットもしています。彼女がだした、ファンタ禁止令も遵守しています。えらいでしょ!?仰せの通り、ほうじ茶しかのんでません。
 半年間、彼女以上の努力を僕はすべてにおいてします。今の会社の新人教育も、資格の勉強も、ダイエットも、開業の段取りも。
 彼女がもし、半年後、どん底にいても頂点にいても、僕は彼女に、実力を蓄えまくった笑顔で、会いたいです。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み