第53話

文字数 843文字

 男が男を好きになる。同級生でパイプカットした人がいる。
費用は270万。びっくりする。しかもばあちゃんの遺産。私が彼の立場だったら、
自分で稼ぐ。と、彼にいったら激怒していた。いや、自分で稼げよ、自分の体だろ!?
私は思った。男の人同士ってどうやってするんだろう?
チューするとき、髭が、ほっぺで、がやがやしないのかなとか、勝手に思ってみたり。
 私は自分の体に手を加えようとは思ったことがない。髪は短い。太っているけど
腹筋は少し体重をおとせば割れる。胸はただ邪魔。生理は腹がいたいし、子宮筋腫もあるので、
はやく閉経しないかというところだ。

でも、髭とか、過度な筋肉とか、別に欲しいとは思わない。
 多分、男になりたいとは思っていない。男になりたいというより、男でも女でもどっちでも
良いが、やはり、男の人とは交われない。
 女の人はでも、基本エッチが好きらしい。なぜなんだ、と思う。夜、コンビニに一緒にいくと
下着が汚れないシートを必ず購入する彼女がいた。「う~~ん。。今日もか。昨日もだったよな」
と、若干、すこしだけだけど気が重かった。
 実家からきているのに、わざわざ私の家の近くでそれを買うこと自体が、ある意味の宣言であり、
アピール。
 一人、めちゃくちゃキスがうまい女の人がいた。正直、この上なく気持ちよかった。
相性だなと、あの時は思えたが、それ以外で私自身が、彼女とのつながりを感じたり、特別な高揚感を抱いたことがあっただろうか。。彼女たちは、気持ちよかったのかもしれない。
私の顔をみると、エッチのときの感覚が体に戻るから仕事ができないという人もいた。
「いや、仕事中だろ!」
線引きできない彼女に頭を傾げた。

気持ちよくさせる義務を私が負わずにしていたことは、ないような気がする。

こんなことを前の彼女らがきいたら。。。。間違いなく・・・刺される。

ちょっとエロい話になってしまったが、女はどすけべいだ。私みたいな、自分の中に性を求めない、どっでもよい人間からみると、鮮明にそのオーラが浮き出てくる。
 
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