第136話

文字数 1,101文字

僕は非常に危険だ。

幼いころ、ばあちゃんから、母親に言付けがあったらしい
「この子には神様がついている。」
その祖母ちゃん、病気で入院するぐらいなら死んだほうがましといつも呟いていた。
糖尿病の検査入院をするその日、お風呂で溺死した。

もう一度言う。僕は、危ない。

土地の権利の件で父親がもめていたころ、僕の愛犬が毒殺された。
満月の夜だった。父は組合の旅行で東京に出かけ、家には僕が一人だった。
もめていた相手の顔も、車も、僕は知らない。犬がけいれんし、病院に連れて行った。
獣医師さんから、「もうだめです、肝臓の数値が異常に悪い」
犬は、夜中に息をひきとった。
その見知らぬ人に対して僕は思った、
「不幸になればよい」
数か月後、その、でかかった会社の養子は破産、会社は倒産した。

ふと、同級生のことを思い出す。
そのひとからいただいたバースデーカードがベッドの下でなりだす。

女遊びばかりする父親に対し、「痛い目に遭え」と思った。ら、
愛犬は神棚の木札をかみ砕き、次の日、父は大事故を起こした。父の過失だった。

父と母が喧嘩ばかりしていた中学時代、離婚するしないの話を数か月していた
どちらかが倒れれば、離婚できない
僕が思った数か月後、母は、半身不随となった。

会社で、あまりにも横柄な同僚がいて、「こいつ、もう、やめればよいのに」と思った
次の日、彼は辞表をだした

別れたばかりの人に、もう一度会いに行こうと、車に乗る。エンジンが壊れた。
携帯で電話をかけようとしたら、携帯も壊れた。
きっと会うな!、諦めなさいとの神様からのメッセージだったのだろう。

大腸がんステージ4の母。
「もう、だめだ」という母。
下血が止まらず、ご飯も食べられない。。。リンパに転移しているかもしれません、
医師から寿命を信じるしかありませんとの告知。
神社にいき、おはらいをしていただき、ひたすら復帰を願った。
母は、大腸がんを患って15年、再発すら免れている。

先日のお守りの件も、そうだ。
吊るしてあったお守りが枕の下に滑り込む。しかも吊るしてあったのは真下ではない。

真冬、大きなクモがほこりまみれで台所によたよたと、でてきた。
会社ににいくと、上司のお父様が亡くなったとの話。

司法書士事務所でバイトをしていたころ、
窓の外を黒い人が通った。
「あれ、だれですかね?」人にきくが、だれもいないとの返事。
借金を抱えていた人が自殺をしたとの連絡が入った。
あまりにも多い。。。んです

もらった犬、マルチーズ。散歩に連れて行った。
帰ってきていきなり死んだ。3日後、その犬の元飼い主は、電車事故で亡くなった。

僕には何かの力が、間違いなく憑いている。

だから、合わない相手とはくっつけないのです。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み