古の森の黒ドラちゃん  古森遊

文字数 3,415文字

ゲルードの扱いが、雑すぎて……!!!!(13章☆甘えるのって、ふわふわなんだ!?の巻 祝☆FA第四弾記念小話『デサンのひとりごとー2』まで読みました。)


 黒ドラちゃんの発言の「だって、結婚て王子様とするんだよね?」から、すでに読んでいるこちらのニヤニヤが止まらなかったのですが、ドーテさんの結婚相手がゲルードと知ってからの黒ドラちゃんとモッチの反応にはもう、ケタケタ笑いが止まらなくて大変でした。だって、全否定ぎみな黒ドラちゃんだけじゃなく、カモミラ王女まで……これじゃさすがに、ゲルードの、その……扱いが可哀想じゃないですか?(笑)

 いえ、そもそもこんな反応になってしまうのも普段の彼の行いが……ゲフン、ゲフン。


 ……こほん。


 今回は、“ふわふわ”したい、というドーテの乙女心と、さりとて何をすればいいのかわからないゲルードの、どうしようもなく初心な様子がくすぐったさ満点の物語でした。

 ゲルードのあのちょっとひねくれた性格が、もとをただせばブランへの嫉妬だったというのも(しかしどうにもブランは苦労を背負い込みますねえ。笑)、なんというか、少年のあるあるな感じがします。もっとも拗らせ続ける性格には問題がありすぎですが、そこもひっくるめてゲルードらしいのだろうなと思わずにはいられません。事故が起きてからのゲルードの空回りっぷりにもずっと笑わせてもらいました。

 とにもかくにも、二人の関係が丸く収まって一安心です。今後はブランとの関係もいい方向に転がっていくのでしょうか。そうだといいなと思います。


 彩葉さんのイラストも相変わらず素敵でほっこりとなります。


 個人的には雪蜜リンゴが食べたくて食べたくて! なんとかしてリアルワールドに召喚できないものでしょうか!

 と、食いしん坊発言を残して締めとさせていただきます。

 今後の展開も楽しみです。

「☆ ラウザーのハッピー♪ハロウィー ☆」を読みました。


 これはもう、ラウザーのご褒美回ですね!

 ハロウィンがあーだこーだと話を重ねるうちにどんどん違うもの(しかし遠からずなもの)に変化していく様をニヤニヤしながら読みました。

 お祭り始まったら始まったで「トリットリー」が結果「ドラッドラー」にまで至るのでさえ、なるほどそれでフクロウさんなのかと、相変わらず小技が(大技かも)効いてて感心です。

 そして、ラウザーったらラキさまからいっぱい雷もらえて……! ぴぎゃっ!(ふふふ)

良い点


 全サツキハラがボロ泣いた!


 ……からと言って評価に対するなんの尺度にもならないのですが、基本「可愛らしい物語」のはずなのに読む度に感激感動で「だだだだ~っと!」涙を(良い意味で)流してデトックスしている気がします。


 今回は、『~古の森の散歩道~ モッチと金色の宝物☆1』~『13章☆伝えるのって大切なんだ!の巻 祝☆FA第三弾!記念小話『ドンちゃんと食いしん坊さんのとっても素敵な1日』』までを拝読しました。


1.ああ、ついにスズロ王子とカモミラ王女が結婚!


 比較的初期の段階で婚約まで漕ぎつけていたはずの2人でしたが、ようやく結婚に至れてほっとしました。せっかくだと思って、両国の王子、王女の最初の登場シーンを読み返して復習も♪

 タンポポの妖精はやっぱり可愛いかったし、カモミラ王女が髪を切ってしまったところではもう一度うるっとなり……実はアズール王子のことをすっかりと忘れていた物忘れ大王の皐月原は(モッチごめん!)、そこからさらに復習の旅へと向かったわけでしたが、ともあれ2人の結婚に際しては「全員集合」感があってほんのり・ほのぼの・うふふ、でした。

 0(ゼロ)はラブ♡

 アズール王子のゴールインもそろそろ見たいところです!


 さて、そのような中で、メインの“谷”であるモッチの気持ちの揺れ動きには感じるところが大きかったです。

 「大好きなアズール王子の幸せそうな笑顔を喜べない自分にもやもやした」

 この感情は実に不思議なものですよね。「喜べない」という感情は確かにあるんです。そして、そんなことを思ってしまう自分に対してがっかりしてしまう。人の感情というのものはまったくもって不思議というほかありません。

 しかし、モッチは幸せ者です。

 きちんと見守って、アドバイスをくれる仲間がいるんですから。

 この世界はみんながみんな、支えあって助けあっているところが本当に素敵だと感じます。



2.FA可愛い、もこもこすごい!


 アカウントを消してからも活動報告はちょいちょい覗かせていただいていたので、FAもモコモコも見てはいたのですが、改めて……すごいな、と。

 すごいと言えば、それをベースにお話を作れてしまうところですよ! どうなってるの、面白いし、と、感激しきり。

 お祝いの言葉をかけるタイミングをずっと逸してきましたので、ここで改まってもなんですが、言わせてください。


 お め で と う ご ざ い ま す !



3.ドンちゃん!


 ついにドンちゃん!

 前々からこのエピソードを予定していると聞いてはいたのですが、それが実現してこうして読むことができて本当に自分は幸せ者です。そして、深い!

 経験がなければ書けない部分、そして、経験したからこそ伝えたい想いに溢れかえった愛のエピソードだと心から感じました。この回ずるいですよ。ずーっと泣いてた。感激のあまり泣いてしまいました。

 すれ違いも、本当にすれ違ってしまう前に「話し合う」。

 気持ちって、「言葉」にしないと伝わらないんですよね。一瞬だけ不穏なことになりましたが、それでも彼らの優しさが最後はすべてを丸く収めて、それまで以上に絆を深められて、ああ、いいもの読んだなーと、思います。(そしてこの感想を書きながらまた泣く皐月原)


 良かった♪


一言


 というわけで、久しぶりにお邪魔させていただきました。

 近頃すっかりお年頃で、オンラインで文字を読むとどうにも疲れてしまいます。そのため最近では作品を一括ダウンロードしてオフラインで読むようにしているのですが、これが本当にタイミング悪くて(汗)、白状すると最新の「ハロウィン」を落とすことができませんでした……。

 なので、近いうちにもう一度こちらにお邪魔します。

 そして次にお邪魔する時点でもしも向こうのサイトが「ハロウィン」に追いついていたら、感想は向こうのサイトに付けるかもしれません。

 では、また、近いうちに遊びに参ります!

222話-女神様としもべの竜? まで


 未読のエピソードを読もうとして、「あーた誰だっけ???」となったこの頃すっかりお年頃の皐月原です。こんにちは。


 ……というわけで、「もしやノベルデイズの登場人物一覧にいるんじゃ!?」と一抹の期待を抱いてこちらを訪問して、積み上がったエピソード数の多さにとりあえず驚きました。222……? え? 222? まさかもう、ここまで追いついていたとは!

 かいつまみ状態で恐縮ですが過去のエピソードを再度読ませていただき、ラウザーとラキ様のラブラブににぎにぎし、ブランのやきもちにニヤニヤし、でもそれ以上に問題直面時の登場人物たちの頑張りや一生懸命さ、そして思いやりにほっこりほろりとし、改めてこの児童文学作品の素晴らしさに感じ入りました。


 ラウザーが変わらず「イチオシ!」の皐月原ですが、この頃はアラクネさんのすっとぼけたところもツボに入っています。


 それでは、復習が終わったので未読のエピソードにこれから挑みます。また近日中に、本家でお会いできれば幸いです。

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