三日月とオレンジ  ふじつか雪

文字数 720文字

美月は友達のいない高校1年生。ある日、机に書いた独り言に返事が来て!? 相手は同じ机を使う定時制の陽太! 出会うはずのなかった二人が繋がり、美月は少しずつ自分の世界を広げていく。正反対の陽太から人と関わることの大切さを知った美月。新しい世界が今始まる──。


(マンガParkより引用)

https://manga-park.com/title/1093

月は地球から徐々に遠ざかっていく、というロマンある記述に対して「だがしかし」と某スペースで反論していた圭さんの素っ気なさが信じられない。
……地球が月を繋ぎ留められなくなるよりも先に太陽が死んでしまうとなると、一気に終末感が出てくるだろ?(笑)
その頃、世界は一体どうなっているのだろうね?

地球の覇者がホモ・サピエンス・サピエンスであるかどうかも怪しいんじゃないかな。遺伝子改良が進んで、多種多様なホモ・サピエンス・〇〇〇〇が溢れかえっているかもしれない。

あるいはホモ・サピエンスとはまったく違う種が繁栄しているのかもしれない。

ちょっと覗いてみたい気がするけど、ぼくも圭さんも流石に生きてはいないよね。
まあ、未来がSF作品で描かれたような発展を遂げたら、電子データからぼくらが復元される可能性もあるかもしれないけれど。
……と、脱線したね。
しまった。この作品は太陽と月に例えられた男子と女子の織りなすほんわかな恋愛物語。
普通科の彼女と、定時制の彼との関係を机が結ぶなんて、その時点でキュンだった。
美月の温室栽培が過ぎるところがこの漫画のにやけポイント。世間ずれしすぎていてすんごく可笑しい。
特にラストの母親とのやりとりは笑ったなあ。
いい塩梅で締めくくってあったよね。短い物語だったけど、面白かった。
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