星界のエリシオン  楠木斉雄

文字数 468文字

いろいろ、すごかった。


 最初は転生した世界で海賊業に勤しみながら徐々に徐々に世界の運命の中枢に接近してくのかと思っていたら・・・ロボットが出てきた瞬間から怒涛の展開でした。

 もう、発想がすごい。

 特にアンドロイドをもじって「アント」(蟻)と掛けているところ、その名称も集合知生体であるという設定もひっくるめて見事なマッチでした。

 転生の理由付けもしっかりあって、これならばと納得です。


 やはり、ロボットはいいですよねえ。

 ガンダムやエヴァが根強く人気かもしれませんが、ぼくは子供の頃に見ていた特撮のレンジャーものが好きで、最後に巨大化した敵とロボットが戦うお決まりのパターンが楽しかった、と今でも思います。

 なので、ロボットが出てくると、童心にかえってしまうという不思議。

 この物語も、わくわくと楽しませてもらいました。面白かったです。

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