Re:まりな 原田重光(原作)・瀬口たかひろ(作画)
文字数 870文字
天涯孤独になった倫之介のもとに現れた女性は、未来のお嫁さんだった…!? 刺激的で幸せいっぱい、時を超えるラブコメディ!!
ねえ、あれは、ぼくに対して喧嘩売ってたのかな?
それはともあれメロンと聞くと、前の職場にいたおっぱいの大きい先輩のことを男性陣が陰で「メロンちゃん」と呼んでいたのを思い出す。
それも陰で言い合ってニヒヒと笑っててさ、気持ち悪いったらなかったよ。
男は野蛮だ! 不潔だね!
と、あの時初めてぼくは思ったわけだ。
不潔だね!
おお、聞いていたとも?
ぼくは外側がこんなんだから男性認定されているのさ。
先輩に連れられて女の子の店にだって顔を出したこともある。先輩の鼻の下がでろーんと伸びたところも、女の子の太ももをお触りしているところもしかとこの目に焼き付けている。
で、店のママにすんごい気を遣われたのもいい思い出。忘れもしない23歳の夏。
そうさっ。
話は戻すけど、『Re:まりな』。
おっぱいが大きいのと、ところどころでお色気シーンがある以外は、いたって健全な少年漫画であったかと。(きりっ)
これはね、未来の妻と名乗る女が唐突にやって来るというシチュエーションに、高校生が高校生らしいリアクションをする。そして未来に向けて立ち向かっていくイイ話。
実に普通の反応だよね。
ここで、「そうですかそうですかウヘヘヘヘ……」とあっさり現状を受け入れて鼻の下伸ばすだけで終わらないところが好感度高い。
で、頑張っちゃうところもカワイイ(笑)
いいんだよ、ぼくは今や根っこが腐りかけてんだから!
何か言った?