咆哮の翼 Heidi
文字数 295文字
前回読んだ『うらはら』が少年の弱さや不安定さを表に出した分の「じれったさ」がありましたが(あと、少しの暴力性)、こちらの作品はそれとくらべるとどっしりとした安定感と安心感があったように思います。
完成度という点でも、こちらのまとまりがより良いように感じました。(しかし、『うらはら』のどう転んでいくのかまるで見えない展開は、それはそれで捨てがたいのですが)
ロックとタトゥーと、煙草(電子に切り替わってますが)。切っても切り離せないアイテムが散りばめられた中、男ふたりの息遣いが聞こえてくるようでした。
番外編も面白かったです。
漫画に、ならないですかね、これ。
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