花芒ノ海 居眠り磐音江戸双紙 3  佐伯泰英

文字数 1,092文字

第3巻「花芒ノ海」は、安永二年、深川の夏祭りをめぐって、

地元の親分の間で起こった諍いから始まります。


浪人暮らしを続ける坂崎磐音は権造親分への借りを返すために

一働きすることに。


そして、国許の豊後関前藩では、磐音と幼馴染みたちを襲った

悲劇の背後にうごめく陰謀がだんだんと明らかになる。


父までもが窮地に陥ったことを知った磐音は、

決意を胸に江戸を発つ―ー。


(文藝春秋BOOKS より引用)

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167912406
前2巻は双葉文庫からでた初版を読んでいるんだから、このまま双葉文庫で突っ走ればいいのに。
だって、文春文庫から出ている「決定版」は加筆・訂正されているって書いてあるんだもの。自分が書く立場だったら、古いものよりも新しい方を読んでもらいたいし。
圭さんの場合は、改稿のたびに完成度が上がるとかそういうレベルじゃなくて、話がまるっきり変わったりするじゃない。
そ、そうだっけ?
シーンが丸ごとなくなったり、追加になったり、あるいは主人公が変わったり。
そりゃ、ひどいね。誰が書いたの?
あなたの作品ですが?
…………。

それはともあれ(笑)

50巻あるからこの作品、藩の陰謀はすごくゆっくりとじれったく進行していくものと思ったのに、この3巻で一気に情勢がひっくり返ったと思うんだよね。

これで藩の話が一件落着なのか、それともまだまだズルズルと何かをひきずるのか、あるいはまた新たな問題が立ちはだかるのか、どっちだろう。
50巻あるって予めわかっているって罠かも。残りで何を展開するのか気になってしまうじゃない。
どちらにしても、奈緒の件が片付いていないから読み続けるしかないんだけどね……。

ああ、当初の予想通り身売り……。

1巻の段階ででとっくにしているかと思ったけど、それはぼくの思い違いだった。
どこかで再会することもあるだろうけど、二人の関係はうまくいくんだろうか。
見受けするというのが一番安直ながら……。

でもずっと貧乏しているじゃん。お金に困ってるじゃん。

お金ないのに困ってる感じ一切ないよね。仙人かよと。

ま、食いしん坊だから霞で生きていくのは無理そうだけど……。
3巻のどんでん返しを機に藩に戻るなら、お金で奈緒を救い出すことはできる?

落ちぶれても武士の娘。そうされることを望むかな。

そうなると。これやはり奈緒と結ばれるハッピーエンドコースはないんだろうな。。。。
そうなるとやはり、おこんさん!

……藩には戻らないってこと?

だって、散々釘さしてたじゃん、本人が。
そうだけどさー。
それで? 4巻はいつ読むの?
プレッシャーだな、おい!
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