第12話◆好事、魔多し(1)・・・改

文字数 2,827文字

「……ふふふ。戦果は上々! 美味(おい)しいご飯と美しい景色が私を待ってますわ!!

青果店の女将(おかみ)と別れてから歩き回って手に入れた戦利品((すべか)らく、無料かつ食料)を抱え、セレナスは古めかしい教会を見上げていた。
なけなしの小遣いを実戦(?)投入できなかった()いよりも、「可愛いから特別にサービスしちゃう!」と、持ち上げられるだけでおまけがついてくる気分の良さが上回っていた。

風雨に(さら)されくすんではいるが、華やかな意匠が健在な石の扉に手を掛ける。
開けるのに苦労はしなかった。

(……あら、聖堂ですのね)

(めずら)()に中を窺う。
常時、神父なり尼僧なりが詰めていて、生活が可能なように維持管理されていれば教会。
基本無人で、必要に応じて使われるのが聖堂。
と、公国では区別する。
旅人の為の宿泊所という側面も持つが、昼日中(ひるひなか)では流石(さすが)閑散(かんさん)としていた。
古いなりに華やかで、荘厳(そうごん)さを感じさせる威容の外観とは裏腹に、内部は驚くほど飾り()がなく、質素だ。
(ふち)の所々が欠け、書き物には難渋する凹凸(でこぼこ)が残されている石の机。(いた)みが激しく、腐った箇所こそ無いが座り心地が良さそうには見えない木製の長椅子(ながいす)
何十脚にも及ぶ並びは奥まった台座の、風化を感じさせる聖者の像に(かしづ)くかのようだ。
光を取り入れる窓は(すべ)てステンドグラスだが、色が()せ、色彩に鮮烈さが感じられない。今日のような好天であればかえって幻想的な雰囲気(ふんいき)があるが、寄進を受け次第(しだい)新調しても良さそうに思える。

(古いせいも……ある、のでしょうね。王家が寄付をする修道院とは、全然違います……)

表情が判然としない聖者の像の()がれかけた(はく)が往時を想起させる。
像が見下ろす祭壇は所々が欠けていて、年季以外に取り得が無さそうな有様だった。
それでも、手入れは欠かされていないのだろう。(ほこり)も砂粒も見当たらない。
()き出しの石畳は(つや)を帯びているようにさえ見えた。
そして、天井だけは何処(どこ)までも高い。
市民の家が三つ積み重なってもなお余裕があるような高さだ。

(壁と机の間がやけに広いのですが……此処(ここ)に敷物を敷いて、寝床とするのかしら?)

毛布一枚で横たわる旅人を想像してみる。
ふと、笑みが浮かんだ。

「……()師様でしたら、感激されるかしら? 『安心して眠れる! それだけで上等というものだな』なんて。野宿を(いと)う方でもありませんのに。……さて、鐘楼への階段をさが」

突然、重苦しい音を立てながら扉が閉まる。

?!

急いで駆け寄って、扉がうんともすんとも言わなくなったのを確認すると。

「ちいとばかし油断が過ぎる、んじゃねえですかねえ、お嬢様。昼日中とはいえ、お供もつけずに一人、はいけやせんでしょう?」

忠告しているとは到底思えない、舌なめずりの()けた声が背中に届いた。

(左(なな)め後ろ)

振り返れば、不逞(ふてい)な印象を(ぬぐ)えない、薄汚い身なりの男が石柱の一本に寄り掛かっていた。

「……芸も(いき)も無いお誘いですのねえ?」

セレナスは無表情に(つぶや)く。

「そいつぁ、御免(ごめん)なすって」

男が苦笑して寄り掛かりを止めると。少女の(くちびる)が華やかに笑った。

「流石は、身の程知らず――」

!!

男の顔から一瞬で表情と感情が消え、鋭い殺気が両目に灯る。
しかし、セレナスは悠然と周囲を一瞥(いちべつ)して見せた。

「あら、まあ……。隠れる程度の芸の持ち合わせは有りますのね? 見損なってましたわ」

男の胸中から(ひそ)やかに余裕が消える。

(殺気を読む、小娘――?)

獲物であるはずの少女の視線は、隠れ(ひそ)ませていた手下たちの居場所を正確になぞっていた。
転婆(てんば)だとは解っていたが、かき集めた事前情報にそれ以上の事項は無い。
予定外の荒事に化けるかもしれない確率が一気に跳ね上がった。

(貧乏くじずいてやがんなあ……、おい! けどよ)

引き下がるという選択肢は無い。(わな)の口は閉ざされたのだから――。

「申し訳御座いませんが、一緒に来て頂きやしょう。多少、手荒になりますが」

「無駄口は結構! 聞くに()えない声になびく女が居るなんて、期待なさってたのかしら?」

ぴしゃりとやられて、男はため息をついた。

「そんじゃま、(こわ)い目にでも()って頂きやしょうか。話が早いのは結構ですが、口の利き方って奴は(わきま)えて(もら)いませんとね――なあ、小娘!!

その小娘は殊更(ことさら)にわざとらしくため息を返す。

「今更、馬脚を現すのですね……。芸も機転も無い、貧相なお(つむ)ですこと。感謝なさって? 今日は少しだけ気分がよろしいですから――本気で、(あわ)れんで差し上げますわ!」

歯軋りが(こぼ)れた。

「――(たた)んじまえ!! 息さえありゃあ、構やしねえんだからな!」



「急げ――! 先を越されちまうぞ!!

青空の下、街路を駆けるグラディルが(さけ)ぶ。

「ちょ……、ちょっと――、き、君、みた、いに――」

息も切れ切れに言葉を返すラファルドを、困り顔で振り返った。

「……しょうがねえなあ……」

「――え? あ、わわっ! ……ご、御免」

そして、ラファルドを背中に背負うと。
グラディルはあっという間に疾走(しっそう)を再開した。

「きちんと(つか)まってろよ!」

「――――!!

そんなことは走り出す前に!! という悲鳴は、しがみ付くことだけを優先する集中力で塗り潰された。



「――、うおわぁあっ!!?

旅人か物乞(ものご)いか判らない薄汚れた身なりの人物と衝突しかけて、グラディルは派手に転倒する。
坂道を駆け下りて勢いがついていたこと、曲がりしなであったことも裏目に出た。
背負っていた荷物を放り出してしまったのは不可抗力だ。

「っ、ぶねえ……!」

一応、回避は間に合った。先方は尻(もち)をつくだけで済んでいる。
後は、相当な勢いで放り出された荷物の無事を確認するだけだ。

「――大丈夫か?!

「な、何とか――!」

荷物(ラファルド)が手を振り返してくる。
結構派手にすっ転んだのに、大した傷も無いようだった。
運動は苦手な方だと公言するが、実はかなりいい運動神経をしていると思う。

「よし! ……悪かったな、おっさん! でも、急いでるんだ」

「…………トラス……?」

「ん?」

ふと、差し伸べた手が止まる。

「お前……、トラス、なんだな!?

「えっ?! あんた――、って……叔父、さん……? マグ叔父さんか!?

男は手を借りずに立ち上がって、破顔した。

「そうだ! マグスだよ!!

「……ねえ、こんな時に(なん)だけど――」

そっと近づいて来たラファルドが釘を刺してくる。

「ああ、解ってる! 叔父さん、悪いんだけど――」

マグスも(うなず)きを返した。

「後で落ち合おう。そう――」

考え込んだのか途切れたのか判らない微妙な間だった。

「ぐっ、ぅ、ぅ、う――ぐはっ!!

大きな吐血と共にマグスが(くず)れ落ちる。

「叔父さん――!?

助け起こそうとするグラディルをラファルドが(さえぎ)った。

「行って!! 僕が見るから!」

「で、でもよ――」

ラファルドはにっこり笑った。

「大丈夫! 君の居場所なら、何時(いつ)でも簡単に掴める。もう、解ってるよね?」

後ろ髪を引かれる表情も束の間。

「……頼んだぜ! ファル!!

「うん、任せて!」

走り去りるグラディルの姿はあっという間に見えなくなった。
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登場人物紹介

登場人物を紹介していきます――のコーナーなのですが、

作者にちょっと暇と余裕がないので、とりあえず、名前がメインになります。


申し訳ありません!


基本的には短編集の時と同じように、適宜かつ随時、継ぎ足していく予定です。

よろしくお願いします!

●グラディル=トラス=ファナン

:勇者を志す、軍学校所属の少年。10代の少年としては大柄で、筋骨逞しい外見の持ち主。

父親は公国の公認を得ていた先代勇者。恵まれた身体能力、回復能力を持つ。

市井の、貧しい方に入る家庭の出。

竜の血と呼ばれる異能を継いでいる。

自分の父親のせいで、ラファルドの父親が異能を喪失したことを、ずっと気に病んでいた。

〈竜気〉の使い手。


●グレゴール

:勇者試験参加者を統率する、軍学校の教官。グラディル達のクラス担任でもある。

生意気盛りの生徒たちから一目を置かれる程度には凶暴。

●ラドルフ

:軍学校在籍の少年。グラディルの級友。背丈は同程度だが、身体の厚みではややグラディルに劣る。

冷静な言動を好む。勇者試験に参加している。


●ヴァッセン

:軍学校在籍の少年。グラディルの級友で、悪ガキ仲間。中肉中背。

就職に有利になるかと考えて軍学校の門を叩いたが、軍人としての将来は考えていない。

勇者試験の参加は見送った。三人で一番現実的。

●ラファルド=ルヴァル=セルゲート

:王立大学付属の高等学校に通う少年。中肉中背。グラディルと腐れ縁の古馴染み兼監督役。

学生寮で一人暮らしをしている。

異能の血族の一人にして、神祇の一人。大人顔負けの才覚を持ち、発揮する。

その影響なのか、反動なのか。必要以上に大人びた、可愛気に欠ける言動が目立つことも。

国王と親戚付き合いをする(父親の縁)けったいな家の出。

年々、異能が衰えていることを、グラディルに黙っていた。

●ガルナード=アストアル

:セレル=アストリア公国国王。ちょっとお茶目な働き盛り。

趣味はこっそり宮殿を抜け出すこと、強者との勝負。

国王の重責を理解してはいるが、同時に辟易している部分がある。

もしかしなくても、娘馬鹿。公国最強の武人としても有名。

大人気ないこともあるが、それすらも確信犯である時が多い。

親友の息子の一人であるラファルドは可愛気に欠けることが多い(割と危なっかしい)

「甥っ子」みたいなもの。


●ミラルダ=マインズ

:第三王女に仕える王宮の古強者の一人。肝っ玉おっかさん。

主人のお転婆が少々悩みの種。幼馴染の紹介で王宮で働くようになった。

庶民出の出世頭として、割と有名な人。


●アスカルド

:近衛騎士団長を務める男盛り。近衛最強だが国王には及ばず。

第三王女の素行の被害を(立場上)一番よく被る人。

取り潰しに遭った、とある貴族の家の出身だが、家に興味は無い。


●シュヴァルト=アインズ=グレスケール

:辣腕で名高い公国宰相。元々は王族の家系。

娘を国王に近づけ、さらに実権を握ろうと画策中。

才色兼備のロマンスグレーだが、国王にはしてやられることが多い。

昔の恋を今も引きずっている……らしい。


●クリスファルト=ダグム=セルゲート

:ラファルドの兄。少年時代はやんちゃだったが、今は生真面目のきらいあり。

爆走を辞さない弟たちに振り回される運命……なのか?

政治感覚に優れているが、神祇としての序列は高くない。

●セレナス=アストアクル

:公国の第三王女。市井では「白百合姫」と評判を取る美少女。

しかし、その正体は……。

孤独を負いつつも、快活な少女だが、何故かグラディルには当たりがきつい。

思わぬことから、魔王の見合い相手に選ばれていたことを知ることになった。

グラディルが羨ましい……らしい。

傍目には、結構残念に思えるところが在る。

●ラシェライル=ヘディン

:グラディルの幼馴染の少女。美人。

グラディルよりも遥かに早くから、かつ長く、王宮に勤めている。

しっかり者。粒は小さいが、上等な紅玉をお守りとして持っている。

●男

:裏町で一定の悪党をまとめ上げる人物。

下町ではそれなりの大物と思われているが、裏社会では下っ端階級の中間管理職。

鼻が利くことと、人を見る目の確かさが取り柄。

今回は面子が邪魔して、裏目に出た。


●依頼人

:仮面をつけた余所者。悪意を以て謀(はかりごと)を為そうとしているようだが。

男に看破されているように、悪党のことは一欠片も信用していない。

魔王征伐を企んでいるらしい。

公国主催の晩餐会に満を持したように登場した。

他者から魂を奪い、魔族に生まれ変わらせる異能力を持つ。

●セルディム=マグス=ファナム

:グラディルの叔父。事情が在って、故郷を離れていたが、久し振りに公国に戻って来た。

体調に不安あり。雄偉な体格をしているが、背丈はグラディルの肩程度。

制御を受け付けない血の力に苦悩し、方策を求めて彷徨っていた。

晩餐会での騒動に、悪意を以て加担したと言明する。

とある組織に在籍していたらしい。

多重人格者?

●サマト

:第三王女付き近衛の一人。姉と妹がいるため、女性の扱いには多少、慣れている。

近衛騎士団の、若手出世頭の一人であり、誰からもやっかまれるような男前だが、凶暴につき。

第2話で、少年二人の前で膝を折ったのはこの人。

侍女頭には負けるものの、第三王女と(心情的に)近しい関係を築いている。

●サティス

:魔族。獣魔遣いの一人。

魔族ではゼルガティスに好意的な方だったが、生真面目な部分もある。

黒幕にはなれないタイプ。


では、何故、離反するような真似に出たのか……?

●ゼルガティス

:魔王を名乗る魔族。本拠は海の向こうの大陸に在る。

青年然とした暴れんぼ将軍系?

往生際の悪い所があるようだ。

●ラジアム=グリディエル

:騎士団所属の騎士。

元傭兵であり、騎士の中では柄が悪く、王家にも騎士道にも夢を見ていない。

一見、がさつに思われがちだが、人品・技量共に確かなものがある。

中堅どころ。

???

:謎。魔王ゼルガティスに悪意を向けている。


●フィルグリム=ソラス=セルゲート

:ラファルドの弟。もしかしなくても、利発。

神祇としても優秀であり、将来の為に、今から不自由な生活を強いられている。

ちなみに、「兄上」が指す相手はラファルド一人だけ。他の兄を呼ぶときは、「○○兄上」のように、名前が入る。

成長期はこれから。


●レテビル=スラウフェン

:フィルグリムの補佐と監督を兼務する青年。

グラディルが目を付けたように、武芸に長けている強面。

主人のことは大事に思っているが、感情として発露することは稀。

一度は、ラファルドのお付きになる予定が在った。

●大使

:晩餐会に招待された異邦からの客人。

セレナスのことを気に入っている。

実は、とある人物の変装だった。


●魔族

:突然、晩餐会に乱入してきた。

ドルゴラン=セグムノフを名乗っている。

戦闘の最中、怪物へと変貌した。

さらには魔人へと脱皮し、猛威を振るはずだったが――。

主の意志に従い、戦場から退場する。元人間。

ある人物の影武者をしていた(主命)。


●ドルゴラン=セグムノフ

:最初は魔族を影武者にして、正体を偽っていた。

正体は……どうも、声とは違っているらしい。

そして、公国王室の縁戚だという事実も発覚。

恐るべし、公国の良心! である。

実は少女だった。


●フォルセナルド

:魔族。「依頼人」の名前。

先代魔王の血を引いており、人間風に言うならば王族に相当する。

ただ、仲間内での評価は、鼻っ柱だけ、と辛目。

魔王ゼルガティスの事は登場からよく思っていない。

身内にはやや甘いところもあるが、敵対する者には基本的に非情。

●ディムガルダ=セルゲート

:ラファルド達兄弟の父親。セルゲート家先代当主。

先代国王の治世から公国に仕えている、筋金入りの仕事人。

穏やかで鷹揚な気性に騙されると、偉いことになることがある。

国王ガルナードが常に一目を置く、公国最”恐”の人物であることは忘れられてはならない事実なのだが、

結構な頻度と確率で忘れら去られる、恐るべき人柄の持ち主。


●クラウヴィル=ファランド

:クリスファルト=セルゲートの仕えたる武士。

勤務中は冷静無私だが、非番中は喜怒哀楽が豊か。

クリスファルトにとっては、気の置けない友人でもある。

●白い竜

:突如として城下に出現した、白い体躯の巨大な竜。

その正体はセルディム=マグス=ファナムだった。


●ジェナイディン

:ゼルガティスの国で、執事の役割を務めていた高位魔族の一人。

主であるはずの魔王に謀反を仕掛けた。


●半裸の男

:???


●貴様

:半裸の男とは相容れぬものながら、対になる存在。とある事情から、この世界においては姿形が無い。

●それ

:セレナスの窮地を救った何か。転移符の首飾りを持ち去ったのは対価……というか、辻褄合わせの為。

その正体は……爆笑で神様とラファルドの間に割り込んだ何かであり、神前の魔。

神前に構える魔は補佐であり、守りであり、牙で在るもの。背後に在るのが宝であれば、神器レベルの逸品の守護者。だが、背後に「神」を戴くその時は――最凶最悪の寓意として、恐るべき本性を備え、現すことになる。

なぜならば、神聖の極点である「神」が魔を従える――それは、”世”の事象全てを司り、制する「万象の王」の顔を現すからだ。


●青年

:その正体は謎……、とか言うまでもない。神様。

ただし、セルゲート家が伝える”神様”とは、別の存在であるらしい。


●イーデンナグノ=ソルド=ファラガンオルド

:”亜”世界でグラディルを待ち受けていたもの。自称している通り、〈混沌〉を肉親に持つ極めて稀有な竜種。竜であることを自他共に任ずるが、その正体は「竜」という括りからも遠くかけ離れており、竜でありながら、如何なる竜のカテゴリーにも属さない。力有る神々をして、悪夢の存在と言わしめる〈古代種〉の「竜王」。その最強(最凶)をして、”化け物”と畏怖させる実力を持つ、という。


●イーデガン=ファラグノルド

:古文書に時折名前が出て来る伝説の竜神。〈光炎神竜〉の二つ名が特に名高い。

しかし、実在を確かめた人間は存在しない為、御伽噺の住人だという声が強い。

ただし、世界にまつわる秘密を知るようになると、その存在を疑う者はいなくなるのだとか。


●白双

:双頭の白竜、そこから来た異名。ただし、二つの頭を持つ竜王はそう多くない。

〈古代種〉に数頭存在する程度、らしい。

グラディルの前に現れた白双は事情が在って、本来の姿からはかけ離れた状態にある。

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