シンクロナイズド貧乏ゆすり-Wsopedia

文字数 1,481文字

シンクロナイズド貧乏ゆすり(英: synchronized shaking leg)は、団体競技の一種。

起源は安保闘争の盛んな1970年代の大学生の間で広まったもので、退屈な講義中、学生らが思わずやっていた貧乏ゆすりに由来する。

その時代、たくさんの学生たちが講義中、貧乏ゆすりをやっていたが、そのうち学生らは教官に対し、自然発生的に「お前の講義は退屈だ!」あるいは「お前の講義はくだらん!」という意思を、その貧乏ゆすりで表現するようになったらしい。(異なる意見あり)

そしていつしかそれは、講義室にいる学生全員で行われるようになり、しかもこれまた自然発生的に(反対意見あり)、膝をがくがく揺らすタイミングを一致させ、そうすると教官の目には、大変異様な光景に映り、それゆえ気の弱い教官などは早めに講義を切り上げるという事態に及んだらしい。(検証の必要あり)

そして場合によっては100人を超える学生たちがタイミングを一致させながら貧乏ゆすりを行い、それはそれは大変な迫力だったらしい。

そしてその貧乏ゆすりのタイミングが、隣の学生の貧乏ゆすりとシンクロさせることで、極めて容易に全員の貧乏ゆすりがシンクロすることが可能であるということが知れ渡るや、その「お前の講義は退屈だ!」或いは「お前の講義はくだらん!」パフォーマンスは瞬く間に全国の大学で行われるようになったらしい。(異なる意見あり)

しかし大人数でシンクロして貧乏ゆすりを行うという行為は、非常に強力な振動の発生源となり得、そのため大学の建物がこれに共鳴して倒壊するという事例が頻発し、(真偽が疑わしい)程なくシンクロナイズド貧乏ゆすりは、大学当局が禁止し始めたこともあり、すっかり廃れることとなった。

しかし阪神淡路大震災以後に建設された建築物では、その耐震強度が大幅に向上したため、
「たかが貧乏ゆすりていどの振動で倒壊するような建築物があってたまるものか!」
と豪快に考えた一部の学生たちが、再びシンクロナイズド貧乏ゆすりを行い始め、そして実際、耐震強度の向上した建築物の倒壊はほぼ皆無となったこともあり、それ以後シンクロナイズド貧乏ゆすりは隆盛を誇ることとなる。(ほんまかいな)

そしてそれからは、そのシンクロナイズド貧乏ゆすりのパフォーマンスはマスコミで大々的に報道され始め、大変なセンセーションを巻き起こし、そして21世紀に入り、シンクロナイズド貧乏ゆすりは各地でイベントとして開催されるに至った。(検証の必要大あり)

そのパフォーマンスは、元々大学の講義室で行われていたものであったが、それがイベントとして行われる頃にはステージや広場などに沢山の椅子を並べ、そしてアップテンポの曲に合わせて貧乏ゆすりを行うというものが定番となった。(異なる意見あり)

そして2010年からはシンクロナイズド貧乏ゆすりの全国大会も行われるに至り、これは海外のマスコミでも大々的に報道され、世界で大変な評判を呼び、2040年の時点でその愛好者は世界で数億人に及ぶと言われている。(ウソだぁ!)

そして2050年、世界最寒の地として知られる、オイミャコンで開催される冬季オリンピックにて、ついに正式種目に採用されることが決定した。(この大ウソつきめ!)

オイミャコンでは冬季、昼間でも氷点下50度前後という大変な寒さであるため、シンクロナイズド貧乏ゆすりは、その性質上、極寒の地においては最適な競技であると考えられたことも、その正式採用の理由に挙げられるらしい。

全部ウソです!


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