鍋定食1
文字数 448文字
鍋定食 寒い季節 体が温まります
その看板に魅かれて、おれは店に入った。
「いらっしゃいませ♪」
清々しい女性の声。
「どうぞ奥へ」
そう言われ、早速おれが案内されたのは個室、というか、そこには風呂があった。
「どうぞ。まずはお風呂にお入りください」
「え、お風呂?」
「体が温まりますよ♪」
おれは驚き、そして一瞬、妙な期待もしたが、ともあれこんな流儀の店もたまにはよかろうと思い、おれはその風呂に入ることにした。
「扉は閉めておきますね」
だけど女性はそういうと、そそくさとどこかへ行ってしまった。
ともあれおれは湯船につかった。
うん。
いい湯加減。
ところがしばらくして、お湯が熱くなった。
もう、どんどん熱くなったのだ!
うわ~、熱くてたまらん!
「おい誰か! お湯が! 熱い熱い!」
そしておれがふと見ると、湯船の脇に、いつのまにか野菜とかこんにゃくとかいろいろ置いてあるのに気付いた。
「うわ~ 熱い熱い!」
しかも何故か、風呂場の天井から巨大な鍋の蓋のような物が下りてきて…
「ぎゃ~~~~~」
その看板に魅かれて、おれは店に入った。
「いらっしゃいませ♪」
清々しい女性の声。
「どうぞ奥へ」
そう言われ、早速おれが案内されたのは個室、というか、そこには風呂があった。
「どうぞ。まずはお風呂にお入りください」
「え、お風呂?」
「体が温まりますよ♪」
おれは驚き、そして一瞬、妙な期待もしたが、ともあれこんな流儀の店もたまにはよかろうと思い、おれはその風呂に入ることにした。
「扉は閉めておきますね」
だけど女性はそういうと、そそくさとどこかへ行ってしまった。
ともあれおれは湯船につかった。
うん。
いい湯加減。
ところがしばらくして、お湯が熱くなった。
もう、どんどん熱くなったのだ!
うわ~、熱くてたまらん!
「おい誰か! お湯が! 熱い熱い!」
そしておれがふと見ると、湯船の脇に、いつのまにか野菜とかこんにゃくとかいろいろ置いてあるのに気付いた。
「うわ~ 熱い熱い!」
しかも何故か、風呂場の天井から巨大な鍋の蓋のような物が下りてきて…
「ぎゃ~~~~~」