シンクロナイズド貧乏ゆすり発電所-Wsopdia

文字数 593文字

シンクロナイズド貧乏ゆすり発電所(英: Synchronized shaking leg Power Plant)とは、既述のシンクロナイズド貧乏ゆすり愛好者らが、小遣い稼ぎで気まぐれに始めた新電力のひとつである。

当初、貧乏ゆすりにて生じた振動による運動エネルギーは、彼らの足の下に置かれた細長い板に伝えられ、その板はピストンのように上下運動を起こすため、それでクランクを回し、それに連結された発電機により発電するという手法が用いられていた。

しかしそのような手法による発電では、数百人で行っても、10キロワットやそこらの発電しか行えず、売電の収益も豪快にたかが知れており、「とてもじゃねえが、疲れるだけで割に合わねえだんべえ」などとぬかす者も現れるに至り、一時はすっかり廃れてしまう。

しかしその後、既述の永久機関壁材という画期的な壁材が開発されるに至り、再び数百人のシンクロナイズド貧乏ゆすり愛好者を体育館ほどのスペースに集め、その床、壁、天井のすべてを同壁材で覆うことにより、彼らの発散するエネルギーは全て壁材に吸収され、ことごとく電気に変換されるようになったのである。

そしてこのような極めて効率の良い発電を行うことにより、売電による収益は激増し、半日発電すれば一人当たり何と10円程度の収益にはなったらしく、発電後、全員に飴玉一個が支給されたらしい。(よかったね♪)
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