第109話 吉田神社へ、先ずは京都駅

文字数 567文字

4月17日、新幹線で京都駅に着いた。97年に4代目駅舎が完成、地下街ともつながる大施設である。改札をでて、人の群れと商店と広告で、どちらへ行けばいいか見当が付かない。事前にルルブルで調べると、至って簡単で、北と南に分かれ、駅は八条で京都御所は一条である。四条通りが一番賑やかであると頭に入れていた。まずは、荷物トランクを駅からホテルまで届けてもらうサービスがあると、相方がいう。市内見物にトランクは、引きづっては行けないし、駅に預けると、取りに戻らなければならない。千円で運んでもらえば、身軽に観光できる。今回は、バスを乗り換えて目的地に着くやり方である。とにかく、中央口を出て右に行って1階に降りた。場所を聞くと「多分、反対側の中央口でしょう」という。また2階に昇り、中央口を目指す。駅前はバスセンターがあるらしい。しかし迷路のような地下街とキューブと正面の建物があり、荷物受付は2カ所あるが、分かりにくい。が、何とか着いた。利用客が多いのだろう、洒落たホテルのフロントのような受付だった。花園会館へは17時までには届けてくれるらしい。身軽になって、いざバスセンターへと急ぐ。12時30分で昼飯を地下街で捜した。何人も並んでいる。蕎麦と和食の店を撰んで、暫し待つ。隣りの席で老婦人がふたり京都弁で話していた。ほんのりしていいものだ。
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