第41話 永昌宿(諫早)のシンホテル 長崎街道

文字数 964文字

諫早駅は新幹線が9月23日開業するため、駅施設が近代化された。一階部分は駅ピアノもあり腕自慢の若いママさんが弾いていた。諫早商業高校の生徒さんが大勢、行き来している通学時間帯である。シアトルコーヒーや食堂にエスカレータにエレベータ、2階は在来線入り口、新幹線口に島原鉄道始発駅がある。ファミリーマートにスタバコーヒーにドーナツなどスタンバイしている。空き店舗もまだあるようだ。営業黒字が見込めるかどうか、これからの乗客次第なのだろう。線路を挟み表の通りと裏の方面へ通行できる。我々は駅にある新ホテルに宿泊した。ここは、21年3月開業で何もかも新しい。ベッドもダブルベッドが二つある。7500円である。
チェックインも、新しい機械操作でカードキーまで機械操作で出てくる。エレベーターもカードキーが無ければ使えない。都会並みで、少しまごつく。部屋にシャワー室もあるが5回に大浴場もある。熱いお湯につかると、疲れも癒されるし、これが旅らしくていい。ホテルの部屋予約を事前にネットで、連れ合いがしていて、ゴーツートラベルは売り切れたというので、規定料金で予約した。連れはフロントで粘った。「ネットでゴーツーが使えなかったのですが、今からでは駄目ですか」、と係に申し出た。「本来予約した時点で、当ホテルへ電話いただけば、補助金が使えたのですが」、と受付はいう。 連れはちょっと粘る。「もう間に合いませんか?」「そうですね。ワクチン接種3回と運転免許証があれば受付します」。という。私も連れも三回目接種を打ち、登録もスマホで済ましていた。結果、補助金が使えることになった。ホテル代半額に商品券2千円が貰える。これは明日中に、市内で何か買わなければならない。一人5千2百円バックは嬉しいですね。国も商業振興の為、良い税金を使うじゃないかと思った。その夜は北御門でウナギの蒲焼を食べた。タクシーで行き帰りしたが、運転手が応対が良かったので800円の運賃に200円のチップを上げた。ウナギは老舗で三代目であるという。年寄りの男と女が給仕係だが、目先が聞き親切、丁寧、お客の動きに目を配り、すぐに対応する。「お待たせしました」に
真心が籠る。これこそ給仕である。若い娘で冷たい対応の店が多いが、見習わせたい動きである。味もよく、お客が次々に来た。
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