第40話 大村宿はアーケードに潰された 長崎街道
文字数 264文字
かつて宿場があったはずなのに-。手がかりがないのです。大村宿は、現在の中央商店街本町アーケード沿いにあった。本陣や脇本陣、高札場などがあり、本陣には、捕鯨で有名な深澤家の屋敷が使われたらしい。アーケードを作る際、宿場の全ての建物が壊されてしまった。今は何ひとつ、宿場を忍ばせるものは、残っていない。出口に看板だけがあるのです。
唯一アーケードの出口付近に、「ここが本陣のあった通りです」という看板があるだけ。残念です。武家屋敷等はかなりの数が残っているようです。行政も武家優先で宿場の商人は江戸と同じ待遇かと、勘ぐりたくなる。
唯一アーケードの出口付近に、「ここが本陣のあった通りです」という看板があるだけ。残念です。武家屋敷等はかなりの数が残っているようです。行政も武家優先で宿場の商人は江戸と同じ待遇かと、勘ぐりたくなる。