蝶と虫

文字数 139文字

桜木(さくらぎ)の いずこがよかれ (ちょう)(むし)

<解説>

 桜の木の周りを飛び交う美しい蝶がよいか、それとも中に()いずる虫のほうがよいか。

 前者をきらびやかな概念の世界の比喩(ひゆ)として、後者を愚直な人間的生命活動の比喩として、用いてみました。

 バランスのよいところに落ち着ければ、それが一番なのですが。
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