春風

文字数 208文字

春風(はるかぜ)を なくして(そら)の (あお)さかな

<解説>

 たとえ春風が止まっても、空の青さは変わらない。

 自分がいなくなったとしても、周りが何か変わることなどない。

 そんな諦念(ていねん)を詠んでみました。

 実は俳句をテーマにした小説を構想していて、この句はその主人公に()ませる予定の作品です。

 どこか虚無感に支配された男性という設定なのですが、その人物の精神を投影する形で作ってみたのです。

 どんな小説にするかは、まだまだ思案の最中なのですが。
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