蓮華台

文字数 210文字

葱屑(ねぎくず)に (ほとけ)のありや 蓮華台(れんげだい)

<解説>

 収穫したネギの皮をコンプレッサーで吹き飛ばすと、パレットと呼ばれる木製のコンテナに、そのクズがどんどんたまっていく仕組みになっています。

 ある程度たまったらクワを使って、中にできた山をならしてやる必要があります。

 ネギのクズ山を眺めていて、「さしずめ、緑色の蓮華台(れんげだい)だな」と、にやにや。

 蓮華台とは仏像を乗せる台のことですが、もしかしたら何もないようで、仏は宿っているのかもしれません。
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