一葉忌

文字数 164文字

ここまでと　一服(いっぷく)つける　一葉忌(いちようき)

＜解説＞

　１１月２３日は作家・樋口一葉(ひぐち　いちよう)の忌日(きじつ)で、「一葉忌(いちようき)」は冬の歳時記(さいじき)になっています。

　「もうここまでだ」と唱(とな)えての一服(いっぷく)を、いったい何回くり返してきたことか。

　この執着心(しゅうちゃくしん)は果たして、よいものやら悪いものやらなどと、思索(しさく)に耽(ふけ)っていました。

　O・ヘンリーの有名な短編「最後の一葉」とも絡(から)ませてあります。

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