文字数 161文字

重力(じゅうりょく)(おか)して (そら)()まる(おり)

<解説>

 精神状態がよくないときは、こういうものばかり作ってしまいます。

 空をボーっと眺めていたら、どんよりとしたくもり具合が、自分の心の「(おり)」のようにも見えます。

 しかし澱とは本来、下へと()まっていくものですから、奇妙な印象です。

 こういうときに限って思索成分の濃いものができてしまう皮肉です。
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