酒宴
文字数 212文字
あやかしも 鎮守の社で 酒宴かな
<解説>
秋祭りも盛んな時期となり、わが家でも親戚が集って、酒盛りなどしておりました。
ところでわが家の裏庭からは、両腕を広げるような峰々が拝めます。
その一角の山の頂上には、小さな鎮守の社があって、簡単な休憩所にもなっています。
おりしも日が暮れてきて、山に巣食うあやかしたちもあそこの社に集まり、「さて、一杯やるか」などとぶっているのかな――ほろ酔いしながら、そんなことを考えていました。
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