穴熊

文字数 150文字

穴熊(あなぐま)に 賢者(けんじゃ)()いも むなしけれ

<解説>

 なにせ田舎ですから、道路に野生動物の死骸(しがい)が横たわっていることなど、日常茶飯事(にちじょうさはんじ)です。

 本日も自動車を運転中、臓物(ぞうもつ)をぶちまけたアナグマの息絶(いきた)えた姿を目撃(もくげき)しました。

 「存在とは何か?」という哲学の問いも、そのアナグマの人生を考えると、どこかむなしく感じた次第(しだい)です。
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