造花

文字数 411文字

似桜(にざくら)の (かお)一輪(いちりん) (から)ボトル

似桜(にざくら)を 一輪挿(いちりんざ)しに 馥郁(ふくいく)

<解説>

 近所のホームセンターでレジに並んでいると、はれ、桜の造花が一本、百円!

 これは、買わない手はないでしょう(笑)

 さっそく母に見せたところ、「それ、桜じゃないよ」って、ええっ!?

 農家の息子のくせに、植物を見分けられないわたしです(爆)

 さらに祖母からは、「一輪だけは、よくないよ」と。

 なんでも一部地域では、葬儀のときに一輪挿しをしたり、葬列に並ぶとき花を一輪だけ持つならわしがあるとか。

 でも「まあ、せっかく買ったんだし」と、空のペットボトルに生けて、部屋に飾りました。

 造花とはいえ、花は癒えます。

 それがなんだか、ほんのりいいにおいでもしてくるようです。

 二種類考えたのたのですが、どちか一つは選べないですね(汗)
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