冬景色

文字数 176文字

猛禽(もうきん)に 目玉抜(めだまぬ)かれて 冬景色(ふゆげしき)

<解説>

 ドライブの最中(さいちゅう)に国道の(すみ)で、猛禽類(もうきんるい)についばまれている(けもの)(むくろ)を発見。

 (するど)いクチバシで目玉を抜かれるそのさまが、大きな力に蹂躙(じゅうりん)される現代社会の投影のように見え、()んでみました。

 「目玉を抜かれ」「目玉抜かるる」とも迷いましたが、「冬景色」を「結果である」と強調した表現にしたかったので、「目玉抜かれて」としてみました。
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