日脚伸ぶ

文字数 198文字

日脚伸(ひあしの)ぶ ()ぶとも(くら)(くれ)である

<解説>

 「日脚伸(ひあしの)ぶ」は冬の季語で、冬至(とうじ)を過ぎてから少しずつ日が長くなってゆくこと、転じて春が近づいてくることを喜ぶという意味が含まれているそうです。

 夕暮(ゆうぐれ)にドライブをしていると、確かに日が長くなってきているのを認識する。

 しかしえらく(くも)っていて、小雪まじりの雨まで降っている。

 まるで自分の現状を表しているかのようで、春が近いはずなのにこんな思索(しさく)(ふけ)った次第(しだい)です。
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