虎落笛

文字数 130文字

現世(うつしよ)の 悲鳴(ひめい)()たり 虎落笛(もがりぶえ)

<解説>

 「虎落笛(もがりぶえ)」とは、吹きつける強い風が発する笛のような音のことです。

 わたしの土地は冬ともなれば、とにかく虎落笛がうるさい。

 聴覚過敏のある自分にとってはなおさらです。

 まるで現世(うつしよ)に生きる人々の悲鳴のようだと思索(しさく)していました。
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