春の雪

文字数 183文字

足音(あしおと)を (ころ)して()るや (はる)(ゆき)

<解説>

 すっかり春らしくなってきましたが、まだ雪がぱらぱらと降ることがあります。

 その様子が、幕が下りてからあわてて舞台を去る役者のように見え、季節が変わってあわただしく逃げていく冬の残滓(ざんし)のようにも感じます。

 これもNHK俳句へ応募したものですが、採用はされなかったようです(汗)

 「場違い」なのは、ひょっとしてわたし自身なのかも(爆)
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