葱畑

文字数 262文字

葱畑(ねぎばたけ) ()うものありて (しろ)(もや)

<解説>

 いつも利用するコンビニの駐車場の前方に、大きなネギ畑があります。

 時期的にまだネギは育っていなく、ウネを上げているだけです。

 おりしも五月の霧雨(きりさめ)で、いたるところが(もや)()めつくされています。

 くだんのネギ畑にも、まるでヘビが()うように、真っ白い靄がのそのそと(うごめ)いていました。

 こういう状況で思索(しさく)(ふけ)ってしまうのが、わたしの悪癖(あくへき)です。
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