文字数 185文字

天道(てんどう)に ()()もなしと 雲泳(くもおよ)

<解説>

 司馬遷(しばせん)の言葉「天道(てんどう)()()か」について、考えていました。

 ドライブをしていると、冬晴(ふゆば)れの空を悠々(ゆうゆう)と泳ぐクジラのような雲が、そんなものはないよとでも言っているようです。

 そもそも天など存在しないのか。

 天はあるものではなく、宿すものなのか。

 スピノザの思想に似ていますが、極限状態で思索(しさく)拍車(はくしゃ)がかかるとは、われながら因果なものです。
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