魔手
文字数 265文字
<解説>
古来より、「夜のクモは親でも殺せ」と申します。
魔物が化けて、命を狙っているからだというのですね。
散歩から帰って部屋の明かりをつけると、「ぎょっ!?」、ジョロウグモが奥のほうから、立ち止まって、こちらを
以前投稿した「蜘蛛」の状況と、とてもよく似ています。
しばらく「にらめっこ」をして、「約束はちゃんと守ってるじゃん?」と念じると、クモは回れ右をして、どこかに消えてしまいました。
「確認しに来たのかな?」などと、ふざけたことを考えていたら、逆に気が楽になった次第です。