虚無の滴

文字数 122文字

朝露(あさつゆ)を 虚無(きょむ)(しずく)と 雀啼(すずめな)

<解説>

 秋のどんよりとした朝、目が覚めると、なんだかとてもむなしい気持ちです。

 どこかで(すずめ)が力なげに鳴いています。

 ()りた朝露(あさつゆ)を、「それは虚無(きょむ)(しずく)だよ」とでも言っているように。

 (しず)んでいた心に拍車(はくしゃ)がかかった次第(しだい)です。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み