文字数 271文字

()(ぐら)()()もる(ゆき) ()(おも)

<解説>

 真冬の雪深い時期に作った作品です。

 わが家の裏庭には、いまにも(つぶ)れてしまいそうな、()ちた小さな(くら)があります。

 「そろそろ取り壊そうか」と家族は話し合っています。

 その屋根に大雪が降り積もり、危なっかしさに拍車(はくしゃ)をかけている。

 ()(ぐら)にとっては、雪の重みがイコール「死の重み」となっているのではないか?

 そんな思索(しさく)(ふけ)っておりました。
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