歯車

文字数 182文字

歯車(はぐるま)に (あぶら)()れて きりきり(まい)

<解説>

 「社会の歯車」とは使い古された表現ですが、わたしはさしずめ油が切れてきりきり(まい)の歯車です。

 次の瞬間、()(はず)されても仕方がないという恐怖におびえている。

 「きりきり舞」の部分は、からくり人形が動くときのような、独特のきりきりという音とかけてみました。
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