桜斎忌

文字数 165文字

(よる)(うた) (うた)えど()けぬ 桜斎忌(おうさいき)

<解説>

 例によって「夜」は「苦難」の比喩(ひゆ)です。

 明けても明けても、また夜はやってくる。

 延々(えんえん)と続く問題集のような苦痛を、自作の忌日(きじつ)――まだ存命ではありますが、それを用いて()んでみました。
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