秋の入り

文字数 299文字

第六(だいろく)に 背中(せなか)()さる (あき)()

<解説>

 出先の帰り道、車中でマーラーの交響曲第6番をかけていたんです。

 「悲劇的」のサブタイトルで呼ばれることもあり、破滅に向かって突き進む人類のための行進曲ともいわれますが、一部のマーレリアンはこういうコンセプト的なことは否定しているようです。

 それはともかく、将来に対する不安に押し潰されそうになっていたのですが(それはどなたでも同じとわかりつつ)、楽曲を聴いていたらいつもの感情移入で落ち着いてきた形です。

 マーラー先生が「朽木くん、進むのだ!」とおっしゃってくれている気がして、ついニヤニヤしてしまいました。

 もうちょっとがんばってみるかと回復した次第です。
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