逃水

文字数 163文字

逃水(にげみず)を ()うのらくらや 行止(いきど)まり

<解説>

 「逃水(にげみず)」は春の季語で、蜃気楼(しんきろう)の仲間ですね。

 とても天気のよい日があったのですが、車を運転していると、あれ、前方(ぜんぽう)に逃水が。

 当然、逃水は逃げていきます。

 その光景がどこか滑稽(こっけい)で、「まるで俺の人生みたいだな」などと、にこにこしてしまいました。

 「行止まり」は誇張表現(こちょうひょうげん)かもしれませんが(汗)
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