嫌悪

文字数 1,105文字

たまに嫌なことを思い出して憂鬱になったり、どうしようも無い気持ちになったり、昔のことが変わらない事実で、その結果が今の自分なんですけど、どうしようもない気持ちになって、他人から昔のことは気にしちゃダメ、虐待されていたことは公言しない方がいい、私はあなたの親じゃないから、私に無いものを振りかざして傷つけてくる人なんて、表現は悪いけれど腐るほどいますし、私はそういう人たちと正面を向いて、言葉を全て真に受けて生きていたら、多分死んでしまうんじゃないかと思います。

私はあなたの親じゃないなんて、親に大事にされなかった人間に言うのは、あてつけか、暴力を振るわれるような感覚になりますし、私の親は家に居ても、祖母に殴られていても見て見ぬふり、食事を与えることはしない、家が汚く、汚物や猫の死体やゴミで溢れかえっていても掃除はしないで彼女の家に泊まりに行く、私との約束は守らない、けど自分を超えてほしいと周りには言うんです、自己啓発系の本を読まされたり、義務を果たせ恫喝も受けましたし、近所の人間や親戚はそんな我が家を嘲笑の対象として見ていて、煽ったり、井戸端会議の話題にしたり、心配している口で言いながらも好奇心と、自分の中の何かを試しているような、何をしても普遍的にあるものが無い、何もかもが嫌いで、常に人への嫌悪感で満たされた生活をしてきて、1回どころではないくらいに折れました。
どうしようもなく死んでしまおうと思ったことも、目が覚めたら病院で、生き延びた結果、入院費として請求書が来て、請求書の額を見ると、こんな私が生かされてしまったための1日、2日のせいで10万円、20万円の支払い、生きたくなくて耐えられないから死のうとしたのに、当時は、勝手に生かされて20万円の罰金なんて地獄なんだと思いました。
今でも尊敬するところのない家族だと思っていますし、私は親族に対する愛情なんて欠けらも無い人間です。
そんな私も21歳を境に吹っ切れたというか、たまに実家で暮らしていて、衣食住を保証されて、洗濯や掃除をされた家で暮らしている人間からの不幸でマウンティングをしてくる人間に対して、憎悪、というか嫌悪感を抱くことあるんですけど、楽しくないです。
私は今親しくしてくれている人がいて、助けてくれた人がいる現状を見て、今あるもので満足かもしれないし、それ以上に何かを望むなら、私自身の努力は必要なものなんだろうなと思います。
まだ若いと分類される年齢なので、今は自分が思う楽しいことをして、今年こそ今までできなかったことを、桜が咲いたらお花見をして、夏になったらお祭りに行くという、普通のことだと思えることをしていきたいです。
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