父vs祖母

文字数 687文字

こんにちは、今日も寒いですね。
最近の投稿はお風呂で温まりながら考えて書いています。お湯に浸かっていると、出るのが面倒くさいなと考えてしまうのですが、そんな私の現実逃避になってくれるので助かっています。

私は田舎育ちなんですが、高校の途中まで洋服はファッションセンターしまむらさんで服を購入していました。

今回は、父と祖母と私で、普通の家族として、普通に仲良くしたい。と、言った私の願いがギリギリ1ヶ月くらい叶った時の話です。
父に、「外に着ていける服が欲しい。」と、言ったところ家族3人で出かけることになりました。
しまむらさんに到着してから、父と祖母がこの服がオシャレか、ダサいか。の話で大いに盛り上がりはじめて楽しそうだな。と思いつつも、「店内なので声量を抑えてくれないかな。」と考えていました。

当たり前に、父と祖母が声量を気にするわけがありません。
父と祖母は、家業の客先(このお話は私が小学生の時の話で、荷物運びのお小遣い稼ぎに同行した時のものです。)、それもお客様のお庭の中で喧嘩をはじめ、怒鳴り合いをはじめてしまうくらいの人達で、近くにいる人間が、どれだけいたたまれない気持ちになるかはどうでも良いみたいでした。
客先では、お客様が「人の家のお庭で喧嘩しないで!」と、注意してくれたので助かりましたが、私より年上の、それも父と祖母の喧嘩を止められたのです。
恥ずかしくてたまりませんでした。

お客様が、「大変ね。」と、労いの言葉と共に休憩を促して、お茶とお茶菓子を出してくれたのですが、この方が家に居てくれたら、家の問題が少しは緩和されてくれないかな。なんて子供心に思いました。
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