なめられ2

文字数 1,031文字

友人に、多様性についての話題を振られて、正直答えは、どうでもいい。に尽きてしまうんですけど、
「多様性と言うなら、多様性をおかしいと思う人間の多様性を認めろ。」
と、言うのが友人の主張だったのですが、間違いはないんですけど、聞く耳を持たない方にそれを言ったところで意味が無いし、そんな一言で、「確かに。」なんて答えられても拍子抜けしてしまうほどに自己が無かったら絶望してしまいます。
なので、
「堂々巡りは疲れるから、こういう話題は嫌い。」
と、伝えたところ、
「ディベートはダメか。」
と、返事が帰ってきて、この話題を題材にディベートをして、生産性があったり、何か良いアイディアが浮かぶわけもないことと、それを話題にしている人と関わらなければ良い、避けて歩けば良いと思ってしまう私の性格なので、わざわざディベートの皮を被った悪口に労力を使いたくもないんです。
各々の解釈でしかないものに関わると面倒くさい。と、いうことを伝えるのも面倒くさくなってしまいました。

とても面倒くさがりなので、他人の感情に振り回されたり、同調したり、上がり下がりが激しいのはとても疲労を伴うので苦手です。

女とか男とか、主語が大きい話題を出されても、「人による。」としか言えないですし、その人個人を見ないのはとても不誠実に思えてしまうんですけど、各々に時間が無いためにカテゴリーを使って分類しているのもわかります。
知ろうと思えない人に使う時間は無い。ということになるんですが、知ろうと思えない人の悪口を言うことこそ馬鹿馬鹿しくてやってられないんです。

女特有の〜。男は〜。なんていう話題には、積極的に関わらず、逃げの姿勢をとっていきたいなと思っています。

このことでもそうですが、恋人が、「女特有のファビョる。」「女はすぐヒステリーを起こす。」なんて言う人間だったら、そもそも好きになりません。
私も、「男なんだから泣くな。」「男はこうあるべき。」と、いったことを押し付けたくもないですし、それを押し付けた恋人は、好きになった恋人とはかけ離れた人間に変化している気がして気味が悪いです。

せっかく自由が認められているので、私も近くにいる人を選ぶ自由があるし、避けて歩く自由もあります。
他人様には、私を選ばない自由があるので、お互いが噛み合った時に一緒に居ればいいだけの事です。

人のことを操作したくないのは、私が操作されたくないことの裏返しなので、自分のためということです。
精神的に窮屈なのは、何よりも疲れます。
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