積み重ね2

文字数 672文字

父も祖母も、私との約束を反故にするならば、私は約束をしないようにしました。
父からの信用なんて最初から無いわけですから、どうでもいいことです。

父はよく自己啓発本を読む人だったので、信用と信頼。という言葉が度々出てきました。
中学生の頃の私は、
約束を反故にし、信用と信頼を得られるような行動をしていない人間の言葉なんて戯言。くらいの気持ちで聞いていました。(態度に出すと、憤慨して怒声と罵声を浴びせるだけ浴びせ、怒り狂って車を吹かして出ていってしまうのでしっかりと頭に残るくらいには聞いていました。)
その人(この場合父)が大層なことを言っていても行動がともなっていないということは、父にとって私は、どうでもいい愚痴聞きサンドバックだった。と言うことです。
話しぶりからして、仕事の約束(契約)と、彼女やその子供たちとの約束は守っていたのでしょう。
私との約束が蔑ろにされる理由は、優先順位が低いからです。

当たり前ですが、そんな父の優先順位が私の中で高いわけがなく、私は私を大事にしてくれる人を大切にしています。
蔑ろにしてくる人間の声は小バエが飛んでいるくらいのものです。
蔑ろにしてくる人間が多い組織なら、その場から逃げて、別の適正のある場所で生き生きとすればいいだけです。アドバイスという体で物を申す方もいるので、3割くらいで聞いておけばいいと思います。

信頼を得るためには、自分が信頼される人間なのか。
私がいくら信頼してほしくても、信頼されるかどうかは全く関係なく、相手はそんな気がない。と、言うことも多々あるので、心の余裕が1番大事かもしれないですね。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み