モンスター製造2

文字数 758文字

前置きが長くなりましたが、父は親から受けるはずだった愛情が枯渇していたんじゃないかなと思いました。
愛情を受けずに育った父が自分も親になった時に、愛情不足で、ネグレクト状態で育ったことを受け入れず、それの寂しさを弱さだと感情を排したとして生活を続けていたら、娘にも向き合え合いというか、当人は向き合ってるつもりで、都合の悪いことがあると、怒声と罵声に逃げてた感じがありました。
自分の彼女に言いたいことを、私が言っていたことにして話していたので、父の彼女からは、
「子供も産んだこともない人に、そんなこと言われたくない!」
と、言われて、私は全く身に覚えがなく知らないうちに父の彼女に嫌われるループができたり、親戚に怒った父が、自分一人で嫌ってくれればいいに、
「ふざけたこと言いやがって!縁切りだ!あと、りりこも昔からお前らのこと嫌いだからな!」(事実私も親戚が嫌いです、親戚のことは後々書きますが、親戚が嫌なことを言う原因は私の家庭です。)
と、言う 自分が24歳になってみたら、とんでもなく幼い父親でした。
自分全肯定父を見ていた、小さい頃の私は 「父が世界で一番正しい。」「世界の中心は父」だと思っているような節がありました。

実家を出奔してから気づいたんですけど、父は正しいことを言っているときもあるけど、大体の考え方が、田舎の頭の硬い昭和おじさんです。
年齢的には若いんですけど、私が24歳の現在、父は43歳なので。

変な家庭で育ちましたが、家を出て遠くに来てみると、いままでの自分の生活がとても狭いものだと気がつき、当たり前に違う価値観と考えがたくさんあることに気付いて、自分の考えも生活も、自分とお友達と関わっていくことで、変えていくことができるんだなと実感しました。
産みの親より育てる自分って感じなのかもしれないです。
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