積み重ね

文字数 1,007文字

こんにちは、先週1週間はとても寒かったですね。
体調は崩されていないでしょうか。
私は暑がりなので、やっと外に出ても苦痛がない日々が来て安心しています。最近は毎日体力をつけるために腕と肩骨盤をぐりぐりと回しながら30分ほど散歩をしています。
まだ2週間ほどですが、肩こりが緩和してきました。嬉しいです。

最近は父のエピソードが沢山書きだせるようになりました。自分の中で父が本当の意味で過去の人間になってきたからでしょうか。
この調子だと、Lostandfound2の方も再開できそうです。

昔、「お前には信用がない。」と、父に延々と言われ続けました。
それはそうです。私は幼少期から実家を出るまでの父と過ごした5年間という時間の中で、父から信用されるような行動を何一つとしてしなかったからです。

私の中で、信用されたいと思える人間からの信用を得るには、まず自分が信用されることが大事。だと思っています。
ただの私の価値観なので、違うと言われればそれはそうです。

幼少期から実家を出るまでの間に、父との約束で唯一果たされたものが小学4年生の頃の、バトミントンを一緒にする。です。
私は父と共通で遊べるもの、馬鹿にされず、普通の親子として遊べるものとして、父が中学生の頃部活に入っていたというバトミントンを選びました。
実際その1ヶ月間はラケットとシャトルを買いに行き、一緒にバトミントンをして遊べることがとても嬉しく、楽しかったです。
私の中で、とても大切な思い出です。
1ヶ月後には私は1つ下の近所の友人とバトミントンをするようになっていました。(それもとても楽しく、充実した時間でした。)

父は、ディズニーランドに連れていく。旅行に連れていく。本物のコロッケを食わせてやる。(本物のコロッケってなんでしょうか、手作りでしょうか。)これを買ってやる。あれをしてやる。と、数々の約束を私と積み上げてきました。
当然幼少期の私は、父がこんなことをしてくれるんだ。連れて行ってくれるんだって。と、胸を踊らせたものです。
結局そのどれもが果たされることはありませんでした。

曾祖母が亡くなった辺りから、家族は約束を守れない人間であることと、父が約束を反故にする度に親戚には嘲笑の的にされていたので、そういうもんだ。と受け入れはじめました。
中学を卒業してから、父は彼女とその子供たちと出かけたり、旅行に行っていたりして受け入れたはずの不満が爆発するわけでした。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み