へー2

文字数 971文字

ボスが怒っていたのは、私より1歳年下の男性が仕事をサボっているということについてでした。
22歳の彼は遊びたい盛りでしょうから、仕事終わりに遊びに行く、徹夜をしてゲーム すごくいい事だと思います。
徹夜で遊びに行った後で出勤をすると、当然仕事中に眠くなるわけで、居眠りとかしちゃうんですよね、中抜けでお手洗いの回数が多いし時間が長いとか、お手洗いに関しては腹痛になりやすい体質かもしれないですからなんとも言えないですけど、見えない物やことについては憶測で悪く言えないので。

私個人としては、その男性が仕事しても、しなくても関係がないことなんです、お友達でもないし、各々が受け持った仕事で、チームプレイが必要な部署では無いですし、私が給料を支払うわけでもなく、上司でもなく、個人的な害はなかったですし、話しかけられれば雑談も楽しかったので。

ボスはその男性がサボっているのが許せなかったそうで、仕事のことを注意するのは相手のためを思ってなのか、自分が気に入らないからなのか、理由はどちらにせよありだと思います。
いつからか、ボスはその男性の私生活にまで口を出すようになりました。
正直タイムカードを押してしまえば仕事は終了しているので、誰がなにをしようと勝手だと思います。
会社に所属しているので、会社の信用を貶めるような行為をしないという個人的に思うところはありますけど。

ボスからよく聞くお話では、私が男性から聞いていない情報で溢れました、もしかしたらですけど、男性がボスを信用して言ったことかもしれないし、誰彼構わず触れ回っていることかもしれないです、わからないですが、人から聞いたことを他人様に軽率に話してしまうのは、とても自分の信頼を貶める行為なんじゃないかなと考えました。
私がボスに個人的なお話をすることは絶対にないなと思った瞬間でしたし、会社を離れても私生活のことを口に出すのは、愚痴ではなく単純に悪口なんじゃないかと思って少し不愉快でした。
大なり小なり、何かしらの理由を抱えていたりする人が多い世の中で、そんなことを軽率に言えてしまうのはどうなのかなとも思わされました。
そのお話は事実かもしれないですけど、愚痴と事実は自分に害があることなのでいいと思うんですけど、悪口と事実は単純に私怨だし悪意なんじゃないかな、怖いかもしれないなと思いました。
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