R15 幸せ2

文字数 790文字

私は両親も親戚も何もない状態ではあるんですけど、私の中では大事な人たちが居たり、自分でとりあえず歪かもしれないけど自分なりに幸せだなと思うことを増やせていけたらいいなと思って生活をしてるつもりなんですけど、人から可哀想だとか、哀れみの視線を向けられると嫌悪感で息苦しくなりそうになります。
同情というよりは、可哀想な子に寄り添ってる自分を演出するのに体よくつかわれている気がするんですよね、私の考えすぎかもしれないし、被害妄想かもしれないんですけど。
俺の戸籍に入ったらいいよとか、天涯孤独になっちゃうよとか、私にとっては暴言に聞こえるんです。
良心で言ってるのかもしれないから何も言えなくて、どうしていいのかわからなくなって疲れたなと思ったり、どうしたらいいのかわかんないし動悸がして苦しくなったりするけど私は全然眠れてるし食べれてるし体が動いてるなと思うとちゃんと生きてるというか、生きようとしてるんだなと思うと安心します。
その人は私の事を俺の事を弄んだくそ女って言ってるので結果的にその人からの評価はそうなったんだな、帰ってこないから心配ではなく、体を開かない思い通りにできない従順ではないくそ女になった瞬間少し解放された気がしました。

付き合ってない、仲良くしてくれている男性と遊んでいるときに、りりこは俺のだよなんて冗談かわからないんですけど言われたことがあって、私は私だけのものなのにななんて思ったり、ものってどう書くのかなとか他人から見たらしょうもないこと考えたり、その人から私の名前が書かれたテンガが送られてきたり、私って性欲を処理する道具だと思われてるのかなってへこんだり、友達だと思ってたのは私だけだったんだなって喪失感があったり、他人に期待しすぎると自分の傷が深くなっていったり、できるだけ私自身はできない約束はしないようにしようと自分に釘をさした気分になりました。
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