近い人の幸せ、遠い人の幸せ2

文字数 1,407文字

サンタさんのお話にしてしまいましたが、私はサンタさんが大好きです。
小さい頃はサンタさんを待ちわびる子供でした。
私のサンタさんは、毎年現金を机の上に乗せていく現実的なサンタさんでした。子供的にはファンタジーなサンタさんを求めていたのですが、大人なサンタさんは、「これで好きなものを買え。」とのことでした。
子供の行動範囲、それもインターネットショッピングも普及していない時代にどこに買いに行けと言うのか、そしてそれを仏壇、冷蔵庫、靴箱等(隠しているはずなのですが)置いておけば祖母のタバコ代、ないし食事代に消えるわけです。
現実的なお金の消え方をしていくのが私のクリスマスでした。
機嫌が良ければ、サンタさんからのお金を持って、祖母が買いに連れて行ってくれたりするのですが、それも祖母の機嫌という運要素の絡んでくるもので、毎回心臓がドクドク言っていました。

余裕のないサンタさんは、「現実に今元気なんだからいいだろう。」と、言うんだと思います。
こういうものは自己解決で、皆経験を詰んで折り合いの付け方を学習していくものではないでしょうか。
子供に大人を求めるなら、自分も大人であるべきです。
子供のように、毎回発狂していられないのです。
もし発狂を続けている状態が続いているなら、それは趣味です。
現状を変えられる、対策ができるのが大人なのに、それをしないということは、考えていないか、発狂をするための原因を野放しにしておき、それを見つけて発狂する、怒り狂うのがストレス発散という趣味です。
子供が不満を振りまいてどう昇華していいのかわからない発狂、怒り、喚きとは全く違います。
近くにいると被害が大きいので、早めに退散しましょう。

「早くに環境が整っていれば。」と、言う言葉がありますが、結局そういうことを言っている時はできない理由を探しているだけな場合が多かったです。(体感)
ですが、それを他人に言っていい言葉ではないので、自分のことにだけ適応した方がいいと思います。
私は実家で料理、お菓子作りがしたかったですが、糞尿の散乱する台所ではできませんでした。
実家を出て自由になってからは、シュークリームもアップルパイも作れるようになり、毎日の食事やお弁当作りも趣味のひとつになっています。
これにはもっと早くできていたら、「飾りに気を使う余裕が早くに出てきたのか。」「皿の選び方も変わるのか。」等の気づきが早かった気がしますが(例えです)、それも含めて私の人生で、今できているから良いです。
それは他人に言われることでは無いので、それを言われたら、コストをかけず、義務も果たさずにいたのに、結果だけをみて出来の良い悪いを決めてしまう、それすらも自分の成果にしようとする人間は乞食なので無視します。

大人になるまではどうにもならないことが多いですが、大人になるまでに考えられること、行動があります。
周りよりスタートラインが大幅に後退していましたが、それも折り合いをつけて生きていくのが私の大人な生き方なのかなと感じています。
こういう場所に、自分を書かせていただけることで昇華できる思いもあるので助かっています。
自分を大事にしてから、成長や人助けにいけるんだと考えていることうぃ書かせていただきましたが、私はまだ自分7割、周囲3割くらいの気持ちです。
自分視点なので、もっと違うかもしれません。

自分本位ではなく、自分を大事に出来たらいいなと思います。
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