父vs祖母2

文字数 442文字

話を戻すと、ショッピングセンターだろうが公道だろうが、客先だろうが喧嘩の抑制剤にはなり得ないのです。
ところ構わず喧嘩します。気に入らないことがあると感情を爆発させます。
理性の力なのか、家の外で手が出るのはごくまれでした。自分が絶対に正しいという確信があれば、ボコボコにできる免罪符を振りかざしながら手も足も出ます。
多分ですが、実家は荒くれ者の巣窟というか、世紀末の価値観が適応されていたように思います。(核は降ってないです。)
最初は、この装飾は必要か。これはかっこいい。これはちょっと。と、いった、ごく当たり前の会話をしていたと思うのですが、どうしてかどちらかの地雷を踏み抜き、怒鳴りあってしまうんです。

正直、自分が怒られているわけではなくても、怒鳴り声を聞くのっていい気がしないですよね。
そういうのを伝えようにも、「自分は間違っていないから怒鳴っていい。」「怒っていい。」「思ったことを全て口に出しても良い。」と、言い切って、怒りの矛先が私に向いてくるところが実家クオリティですね。
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