静寂

文字数 1,117文字

こんにちは、寒さが体を刺してくるようですね。
友人も恋人も、風邪をひいているようで、私の今日の体温は38度でした。
ブレーカーを落としたように、一気に寒くなったので、体が対応しきれていないです。

今日は保証人について 、思うことを書こうと思います。
祖母が借金をし、父が保証人になったわけですが、借金の額がいくらだったのか、私は知りません。
私が知っていることは、
・事故を起こした祖母が働かず、家事もせず、文章通りの「食っちゃ寝」の生活をしていたこと。
・家計が、給食費も払えず、小学生の私が、パン粉を炒って、余ったカレールーを刷りがねでおろして食べていたこと。
・父が鳶職であり、出稼ぎに出て帰ってこないこと。
・曾祖母がたまに、近所の親戚にお金を借りていること。
です。

私は、人が犯したことの責任を、他人がとることはできないと思っています。本人に罪の意識はあれば、今まで生きてきた自分の人生を否定することになるので、とても大変なことですが、変わろうと行動をするはずだからです。
本心で、自分は悪くない。と、思っていれば、祖母も父も、私のことをろくでもない子供で、疫病神だった。頭がおかしかった。大変な迷惑をかけられた。もっと悪く言えば、お得意の「頭が悪い」、キチガイ、と、他人様に振れて廻ることでしょう。
それを信じるのも、私とは一生関わり合いにならない他人様で、私の生まれた地域から出たことがなく、閉鎖的な空間で、客観視してくれる人がいない場所に、永遠に留まっている人なので、考え方は凝り固まっていきます。

30歳を超えた頃に、自分の中の考え方や傾向は凝り固まってしまうらしいので、私視点では、常に怒鳴り、暴れていた父の本質的な部分は言うまでもなくです。
禁煙をした時でさえ、「煙草が吸えなくてイライラする。」という理由で、鬼のような形相で暴れ回るものだから、当時4歳の私は「お願いだから煙草を吸って」と、お願いしました。
父は、「昔は禁煙をしようとしたのに、お前が煙草を吸ってと言うから吸ったんだ。」
と、言ってくる始末で、結局のところは自分で決めたことの意思が揺らいだ時に、他人のせいにする、責任を人に擦り付ける性分なわけです。
全てが自分のせいでないにしろ、対策ができるはずのものを、「対策自体は面倒くさくても、今やっておけば、先の人生を豊かにしてくれるかもしれない。」
とは思えないのです。
家の片付けにしても、「俺がやったらとことんまでやるから、お前が汚すと殴ることになる。」
それは本当でしょうか。
殴られたくない、怒鳴られたくない幼少期の私に、「片付けをしないで。」
と、発言させるように、自分の逃げ道を子供に作らせるように、誘導したのではないでしょうか。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み