電気少女vsとある組織5
文字数 949文字
昨年の「電気少女vsとある組織4」からの続きです!
今、ボクだけが肉体から離れ、意識を飛ばし、電脳世界を漂っている。
ネタイヲ達は家を包囲され、オトが結界を張っている。
今まさに敵の物理攻撃を受けようとしているのだ。
敵の狙いは、ライネ、ボク、ネタイヲ、ノコ、シューヴェルと見られる。
この物理的攻撃の間に、ボクは、電脳世界の相手陣地を見つけようとしている。
情報量の多いところは苦手ではあるが、電脳世界の特定の電気信号を頼るだけなら意識さえ集中すれば、通常の電気の速度より早く動ける。
ネタイヲの家の外にいる連中の連絡先(ポイント)がつかめた。
さらに先へ進むが、ボクの来たルート(痕跡)を消してってくれ。
痕跡消去はOK !!!!
それより、ボクはキコを目印にweb上からキコのところまで追跡してみるよ。
ボクの電気的速度は速いが、電気量はかなり膨大だから電気量の調節を頼みたい。
ま、この家に張った結界に入れる普通の人間はまずいないのだが、、、
外にいる闇子達も接近戦で善戦しているが、相手は殺してでも突破しようとしてくるので手を焼いてるな。
キコ、樹雷、急げ。
キコさんの意識は、そちらでしたか。
樹雷さんの電気量調節はゲンキコさんお願いします。
私は、こちらからの情報を特定されないようダミー情報で上書きします。
樹雷さんの電気量調節、至難の技ですが、やってみます。
ワルイーコさん、ネタイヲさんの家の外にいる連中の記憶操作をお願いします。
樹雷、くれぐれも電脳世界を壊すなよ!
相手に察知される。
日本を突破。海外に出る。
私は術式の改変は得意だけど、人間の記憶操作は苦手なの。
それでも、とりあえず全力でやってみます!
ワルイーコ!!!!
私も記憶操作の手伝いするわよ!
闇子さん!!!!
ボクも、ネタイヲさんとノコさんを守ります。
ライネちゃん!
いざとなったら、全員、吹き飛ばしちゃえーーー!!!!
よし、目的の端末まで届いた。
ポイント情報を送る。
そして、こちらの証拠隠滅のプログラムをインプットしたら撤収。
!!!!
キコが、相手の電脳世界グループ内に捕獲された。
ボクがネット上にシールドを張る。
他は急いで撤収。