ネタイヲの過去とこれから、、、
文字数 1,039文字
父さんは、また探検に行って来たんだ!
いいか、オレがいないときは、お前が母さんを守れ。
大人になったら、お前も探検に付いて来るといい。
学校で勉強するだけの人生ではもったいないぞ。
でな、、、今回行った洞窟なんだが、、、
幼い頃のオレは、素直なやつだった。
父さんがワクワクするようなことをしている。
オレも父さんみたくなりたい。
そう、思ってた。多分、きっと、絶対。
何をするにも、努力をするところを見たことないなぁ(笑)
おや?
ノコ、、、ネタイヲに抱かれたときに、逞しい体だと思わなかったかい?
コイツ、人の見えないとこで鍛えてるんだよーこれでも!
はいはい///
だいたい、親父が冒険家で、クレイジーだったから通信簿だのテストの点数だとかは、無意味無価値。
言われることは、やりたいことをやれ。
自由な人だよ、まったく。
母さんが亡くなっても、親父らしさは変わらず。
オレだけが落ち込んで、オレだけが引きずって。
そんだけの訳あり男子だと、母性愛に満ちたノコは放ってはおけなかったんだ。
いいなぁ〜(笑)
こら、茶化すな、ボケ。
《キコの横髪を引っ張る》
いてててて、、、(涙)
キィッー!
《ネタイヲに電流放射》
いててててて、、、
少なくとも、母さんから死ぬ前に言われたように、オレは人には見えないもの、電気少女と出会う。
だから、ノコに近づくなという言い置きにも従った。
オレは、電気少女と出会って救われた。
毎日がワクワクするようになったからな。
どっかのバカのおかげで、永遠の命を司る力を一つ使ってしまったけどな。
キコは、オレが20才になったら、永遠の命を司る力を使って人間になるのか?
運命がそうだとしたらな。
ただ、神の断りに反するとしても、この世界で、ボクはボクのために電気少女の電キコとして生きていきたい。
ま、今回はちょうど、考古学研究の論文やいい伝えを調べていた。
DesktopというAIに邪魔はされたが、術式はどこかに存在していると思う。
なければ作るしかない。
お前が20才になる前にな、、、
オレとずっと一緒に生きてて欲しい////////
一緒に冒険家として生きるかい?
お前には、ノコと普通に生きる道もあるだろう?
ジーーーーッッ
もちろん、奥さんはノコしかありえないけどな////////
今回は、ボク達、出番ないですかね?
そうだよ。
また、キコと別々はイヤです(涙)